ゆらぎ年代の症状改善には食事が大切

40歳を超えるころから食事の好みが固定化してしまい、新しいものを食べなくなる人も少なくありません。そのためにゆらぎ期の体の不調を整える栄養素を十分に摂れなくなり、不調が悪化してしまう可能性があります。 ゆらぎ期の不調を抑えるためには、ホルモンバランスを整えるための食事メニューを考える必要があります。ご飯やパン、麺類などの主食、野菜や豆類、海藻などの副菜、肉魚、卵、大豆といった主菜を3：2：1の割合で組み合わせて食べるのが理想的です。 おすすめの料理は、ご飯に魚料理、おひたしや煮物などに味噌汁を組み合わせた和食のメニューです。ゆらぎ年代の方に特に意識して取ってほしいのは、大豆を使った食品です。大豆に多く含まれているイソフラボンは、ゆらぎ期に減少していく女性ホルモンの一種のエストロゲンと似た働きをするためです。そのためゆらぎ年代の方は、味噌や豆腐、納豆などの大豆製品を積極的に食べることをおすすめします。