ゆらぎ期にはマグネシウムを摂取しよう

ゆらぎ期には、骨粗しょう症のリスクが高くなります。リスクを低くするためには、バランスのとれた食事を摂取することが大切です。中でも、骨粗しょう症のリスクを低く抑えるためには、マグネシウムの摂取が有効です。 副甲状腺ホルモンのパラソルモンは、カルシウム濃度が低下したときに骨からカルシウムを溶け出させる働きをします。そのようにして、血液中のカルシウム濃度を保ってくれます。しかしゆらぎ期に入ると、パラソルモンの分泌を抑制できなくなり骨から溶け出すカルシウムの量が増えて、骨がもろくなり骨粗しょう症のリスクが高くなってしまいます。 マグネシウムには、パラソルモンの分泌を低下させる働きがあります。そのためマグネシウムを摂取すると、パラソルモンの過剰分泌を防ぎ骨がもろくなりにくくなるため、骨粗しょう症のリスクを低下させることができるようになります。 ゆらぎ期には、骨粗しょう症のリスクを低く抑えるために進んでマグネシウムを摂取するようにしましょう。