質の良い睡眠はゆらぎ期を乗り切るために重要

ゆらぎ期にはさまざまな不快な症状に悩まされる方も多いのですが、その症状を抑えるためには質の良い睡眠をとることが大切です。しかし、不眠は男女を問わず年齢を重ねるにしたがって増える傾向があり、特に50歳以上の女性により多く見られる傾向があります。 ゆらぎ年代の女性に不眠が多い原因には、ほてりや発汗などが夜間に起こると睡眠が妨げられる、ストレスによる不安や抑うつなどの精神症状により不眠が生じる、睡眠呼吸障害が現れるなどの原因があります。 また、ゆらぎ期には体内時計機能が弱まるため睡眠リズムが乱れやすくなります。これを整えるためには、朝は同じ時刻に起き午前中に日光を十分に浴びる、就寝前にはカフェイン・アルコール・たばこなどの刺激物を避ける、夕方や長時間の昼寝は不眠につながるためなるべく避けるといった方法があります。 このように日常生活のリズムを整えることで、ゆらぎ期でも質の良い睡眠をとることができるようになります。