ゆらぎ期の生理の乱れは病気？

ゆらぎ期に入ると、月経の間隔が短くなることはよくある症状です。それ以外に特に気になる症状がなければ、心配する必要はありません。このようなゆらぎ期に月経の回数が増えることを、頻発月経と呼びます。 頻発月経は、さまざまな肉体的または精神的ストレスによって起こることもあります。睡眠不足が続いているなど生活リズムの乱れが気になる方は、自分の生活を見直し改善することが大切です。 しかし、薬を常用されている方の場合はその薬の影響で頻発月経などの生理不順が起こることもあります。このような症状が続く場合には、主治医や薬剤師に服用している薬について相談してみましょう。 ゆらぎ期の前にこのような不調が起こった場合には、卵胞期圧縮症や黄体機能不全などの病気の可能性が考えられます。これらの病気を放置すると、不妊や流産のリスクが高まるため、ゆらぎ期以前にこのような症状が現れなおかつ妊娠を希望している場合には、速やかに婦人科を受診しましょう。