ゆらぎ期に下腹部痛と腰痛を感じる原因とは

ゆらぎ期には女性ホルモンの分泌量が減少するため、体が冷えやすくなってしまいます。この「冷え」が、下腹部痛や腰痛の原因になります。 そのためこの下腹部痛と腰痛を和らげたり無くしたりするためには、冷えを改善する必要があります。体を温め冷えを改善する方法には、厚手の衣類で足首や手首、首回りを温める、エアコンを上手に使い室内を適温に保つ、入浴時にゆっくりと湯船につかる、起床時にストレッチを行うなどの方法があります。大切なのは、「冷えた体を温める」ことではなく「体が冷える前に予防する」ことです。 また規則正しい生活を行うことで自律神経が整い、体のリズムも改善されるため冷えにくい体を作ることができます。特に重要なのは就寝時間と起床時間を毎日同じにすることと、朝食をしっかり摂ることです。朝食をしっかりと摂ることで、一日の始まりに十分なエネルギーをチャージすることができます。 このように生活を改善しても下腹部痛や腰痛が改善しない場合には病気が隠れている場合があるので、症状が続く場合には病院を受診するようにしましょう。