ゆらぎ期の症状を緩和させるアロマとは

アロマとはフランス語のアロマテラピー、英語のアロマセラピーの略で、植物から抽出された精油を使用して心身の健康やストレス解消などを目的とした自然療法です。 ゆらぎ期の不調を改善するのに効果的なものは、ゼラニウムです。ゼラニウムの精油を使用すると、血中のホルモン濃度を大きく変化させることがなく、不安感の軽減や髪・肌のうるおい不足の解消、抜け毛の減少といった効果が期待できます。 またラベンダーやローズゼラニウムを植物油で希釈したものでマッサージを行うと、ゆらぎ期の不調が軽減されたというデータもあります。 ゼラニウムとローズオットーの香りによる刺激によって、唾液中のエストロゲン濃度が上昇することも近年の研究で分かってきました。 このようにアロマを日常生活に取り入れることで、ゆらぎ期のつらい症状を緩和することができることが分かっていますが、精油の取り扱いや選び方についての十分な知識が必要となるため、専門家に相談してから使用することをおすすめします。