ゆらぎ期には膀胱に違和感を感じることもある

ゆらぎ期には、膀胱に違和感があることがあります。その原因として考えられるのは、膀胱炎、過活動膀胱の二つです。 排尿痛、残尿感などの症状がある場合には、膀胱炎の可能性があります。膀胱炎は、尿道が細菌に感染して起こります。特にストレスや疲れがたまっていると、免疫機能が低下するために発症しやすくなります。 過活動膀胱は、トイレの回数が増える、急に我慢できない尿意が起こるなどの症状が現れます。その原因は、ゆらぎ期の加齢による膀胱機能の低下や骨盤底筋群の筋力低下などが原因となって起こることがあります。過活動膀胱は、減量やアルコール・カフェインを控える、骨盤底筋群を鍛えるという方法で解消することができるケースがあります。 これらの体の不調には、ゆらぎ期が原因の物ではなく糖尿病やパーキンソン病、脊髄の病気が原因となっていることもあるため、症状の改善が見られないときは一度専門の病院で相談してみましょう。膀胱の異常が改善しないときには、婦人科ではなく泌尿器科の受診がおすすめです。